帰りの飛行機で、僕はぐったりしていました。 でも、胸の中だけはずっと熱かった。
日本最大級の食の商談会、FOODEX JAPAN。世界中のバイヤーと生産者の「本気」が詰め込まれたあの空間で、商談会初心者の僕は全力でぶつかってきました。(のちに珍しく風邪で数日寝込むほどに、、笑)
しかし、その疲労感こそが、今の僕には何よりの勲章です。
東京ビッグサイトで感じた「確信」
会場に足を踏入れた瞬間、その圧倒的な規模に飲み込まれそうになりました。 国内外から集まった食のプロフェッショナルたち。各ブースに並ぶ、生半可な気持ちでは太刀打ちできない「本気の熱量」。
その中で僕は、オホーツクが育んだサツマイモのストーリーを手に、ひたすら動き続けました。全力でぶつかったからこそ得られたものは、どんな大金よりも価値のある「お金で買えない体験」となりました。
追記→(どんな大金よりもってのは嘘です!大金バンザイ!!)
1. 自分たちの「現在地」と「世界への距離」
今回の一番の収穫は、数字でも商談件数でもありません。 「俺たちのものは、間違いなく世界に通用する」という確信です。
世界中のバイヤーがオホーツクシルクの焼き芋を口にした瞬間、目を見開いて「これは……!」と驚くあの表情。あの反応こそが、何よりの市場調査でした。
大きく方向を変える必要はない。今やっていることの純度を上げ、届け方を磨き、正しくスケールさせていけば、世界への道は真っ直ぐに繋がっている。その手応えを、体で感じることができました。
2. 削ぎ落とす勇気「必要・不必要」の明確化
たくさんの出会いは、同時に「何が本質か」を僕に問いかけてきました。 多くの方と話し、様々な提案をいただく中で、僕の中で静かに整理が進んでいきました。
「これは進むべき道。これは、今はまだ不必要なもの」
経営とは足し算ではなく、引き算なのだと改めて痛感しました。あれもこれもと広げるのではなく、本当に大事なものだけに全力を注ぐ。ノイズを削ぎ落とした先に、進むべき航路がスッキリと、鮮明に見えたのです。
3. ビジネスを動かすのは、いつだって「縁」
商談にはスペックや条件の一致が大前提です。 でも、最後にビジネスを大きく転換させるのは、いつも「人と人のつながり」だと信じています。
今回、数字の話をしているはずなのに、気づけばお互いの夢を語り合っている瞬間が何度もありました。本気の熱量は、言葉を超えて伝わる。FOODEXの後にいただいた数社のご縁も、スペック以上に「共に未来を創りたい」という想いが共鳴した結果だと思っています。
4. ワクワクする「未来の隣人」
FOODEXに行く前と後で、僕の中の景色は「モノクロ」から「カラー」に変わりました。 以前は「いつか世界へ」というぼんやりしたイメージでしたが、今は違う。一緒に歩んでいけるパートナーの顔が、リアルに想像できる。
これから出会う「未来の隣人」たちと、どんな景色を作っていけるか。そのワクワク感が、今の僕の最大のエネルギー源になっています。
〜100年後のオホーツクへ〜
世界のバイヤーの目線、食のプロの反応、そして自分たちのストーリーの強度。 現場でしか得られない武器を手に、僕たちはさっそく次の商品展開や大きなブランドカテゴリーをつくり始めています!
国内の商談を着実に積み上げながら、次なる仕掛けを水面下で着々と準備しています。緑夢ファームが向かう先は、オホーツクの丘から始まり、世界の食卓まで繋がっていく道。
100年後のオホーツクに「あってよかった」と思われる特産品を作る。その誓いを胸に、また挑戦はここからが本番です。
いやーほんといい経験をさせていただきました。感謝!!
グチヤマラボをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
